日々の適時開示を読み解く

大企業からハコ企業まで、管理人が気になった適時開示・IRの雑感や深読みを書き連ねる株式ブログです

株式発行業者とは創薬ベンチャーの代名詞

創薬ベンチャーの株式発行業者化が進む。今は無券面だから株券印刷業とは言わない。6ヶ月間で希薄化300%の上場廃止基準のハードルはもっと下げたほうがよいと思う。過去1年間で100%とか、過去3年間で300%。


4月9日
@シンバイオ製薬(東マ・4582)
第三割での新株予約権の発行
・第45~47回。MSワラント型(下限行使価額は当初113円。45回の当初207円 )。希薄化92.5%。割当先はEVOFUND。
>第三者委員会意見書で「本中期計画で平成33年収益化・当期純利益の黒字化が達成される予定で、それまでの3年間、資金が必要である」ことを調達の必要性に挙げているが、果たして達成できるのか?


4月10日
@メドレックス(東マ・4586)
第三割での新株予約権の発行
・第13回。MSワラント型(下限行使価額1047円ー当初1744円)。希薄化26.2%。割当先はバークレイズ・バンク・ビーエルシー。
>上場株式数955万株の会社250万株相当の潜在株式を発行するもの。株価の下押し材料にも。