日々の適時開示を読み解く

大企業からハコ企業まで、管理人が気になった適時開示・IRの雑感や深読みを書き連ねる株式ブログです

下げていたのは価格だけでなかった、サイゼリヤ

4月11日
@サイザリヤ(東1・7581)
業績予想との差異及び通期業績予想の修正
・平成30年8月期2Qの営業利益実績値が予想値より30%減(マイナス17億円弱)。さらに平成30年8月期の通期業績予想も下方修正。営業利益が前回予想より25%弱減(マイナス29億円)。
>売上は予想値に辛うじて到達している点から、会社理由のうち、「円安と悪天候による食材価格の高騰」は理解できる。サイゼリアは飲み屋的な利用も人気で(サイゼ飲み)、提供アルコールの格安ワインは輸入ありきだし。
ただ気になるのは、もう1つの理由の「生産性の悪化による労務費の増加」。サイゼリヤはセントラルキッチンだったはずで、メニューもマンネリ化しているほど、変化していないはず。アルバイト人件費の高騰以外に、「生産性の悪化」のイメージがわかない。下方修正であるからこそ、株主・投資家向けに開示上で丁寧に説明してもらいたいものです。