日々の適時開示を読み解く

大企業からハコ企業まで、管理人が気になった適時開示・IRの雑感や深読みを書き連ねる株式ブログです

大塚家具化が危惧される改革中の、千趣会

7月26日
@千趣会(東1・8165)
業績予想の修正に関するお知らせ
・平成 30 年2月8日に公表した平成 30 年 12 月期の業績予想を下方修正。
営業利益16億円→3億円、経常利益19億円→4億円、親会社株主に帰属する当期純利益14億円→2億円に。
信販売事業において総合通販型から専門店集積型へのビジネスモデル転換にむけての改革等を進めているが、各戦略や施策の遅れ、具体的に新たな販促施策の遅れによる集客減少によるインテリアの不振や調達戦略の遅れによる衣料品の看板商品の在庫切れ等の発生により上期売上高が減少。
通期の売上高につきましては、売上回復を目指すものの、上期戦略の遅れを取り戻すことができず。
利益面には、下期においても売上高減少に伴う利益率の減少及びバーゲン等による売上原価率上昇を見込む。
>大塚家具さんもしかりですが、安直なビジネスモデル転換は、従来の強みまでも喪失させる結果になりがちです。個人的には、外部のコンサルティングに依存したトップダウン型より、顧客に密接な現場からのボトムアップ型でトップ自らが音頭をとって改革を進めるほうが成功している印象があります。

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村