日々の適時開示を読み解く

大企業からハコ企業まで、管理人が気になった適時開示・IRの雑感や深読みを書き連ねる株式ブログです

東証のゲームを見る目のなさは、勉強に打ち込み過ぎたから?

>ゲームアプリ会社の事業性を悲観。多額の広告宣伝費かけてダウンロード数を稼いでも無料の範囲内で遊ばれて終わりと言う悲しいゲームアプリ事業が多い。ガチャといった課金ビジネスモデルはもはや捨てたほうがよい。不採算タイトルを乱造するあけのような。

4月12日
@エディア(東マ・3935)
平成30年2月期決算短信
・売上高は前期比43.5%減、営業利益は4億円の赤字。当期純損失5億円強。
>上場後2期連続の赤字。東証の上場審査は何を見て審査していたのでしょう。無責任な審査に思えます。審査担当者のボーナス連動にでもしたら良いのに。
あと、連結数値はバー表示の実質空欄で投資家を驚かせ、逆に単体の赤字決算とファイナンスに注目を集めました。業績面では、新規ゲームタイトルの業務委託費も重くのしかかる先行き。

@エディア(東マ・3935)
第三割の新株予約権の発行
第12回。希薄化は20.05%。MSワラント型(下限行使価額624円ー当初1148円)。割当先はEVOFUND。
>昨年8月発行からまた発行です。このところ他銘柄でも割当先にEVOファンドが目につきますね。EVOインベストメントの喪が明けたというところでしょうか。行使価額修正条項付きの新株予約権はそれだけボロい商売なのでしょうね。予約権の価値評価の定番となったモンテカルロシミュレーション。価値評価手法として私は疑問です。個人的には価額修正条項付であれば新株予約権自体の価値はもっと高くあるべきかと思っています。


>他のゲームアプリ事業会社例です。

4月6日
シリコンスタジオ(東マ・3907)
平成30年11月期1Q決算短信
・前期比25%強の売上減で売上高い10億円。営業損失4億円弱。
>通期ベースの売上高予想は74億円弱。通期業績予想の修正はしていない。