日々の適時開示を読み解く

大企業からハコ企業まで、管理人が気になった適時開示・IRの雑感や深読みを書き連ねる株式ブログです

失禁では済まなかった、大塚家具

8月3日
@大塚家具(JQ ・8186)
本日の一部報道について
・本日、日経ビジネス ONLINE において、スポンサー交渉が佳境に入っているとの記事が掲載されましたが、これは当社が発表したものではございません。
資本増強や業務提携について多面的に検討しておりますが、具体的に決定した事実はございません。
平成 30 年 12 月期の業績予想につきましては、売上高の不足等により下方修正を見込んでおり、現在、商品評価基準の見直しによる影響額等を集計中。
また、平成 30 年 12 月期第2四半期累計期間の業績は、平成 30 年8月 14 日(火)に開示を予定。

>こういうインサイダー情報が漏れる情報管理体制自体が会社の末期症状を思わせます。
中途半端な内容の業績下方修正の発表を敢えてこのタイミングに行った点や業績悪化に伴う現預金の減り具合の推移からも、身売り全否定とは読めないと思います。


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上場廃止の開示でも、漢字を間違うソルガムジャパンホールディングス

8月2日
@ソルガム・ジャパン・ホールディングス(JQ ・6636)
平成 30 年3月期有価証券報告書提出未了及び上場廃止の見込み
・当社は、第 48 期有価証券報告書(自 平成 29 年4月1日 至 平成 30 年3月 31 日)について、「法廷」提出期限の経過後1か月以内であります平成 30 年8月2日までに提出ができなかったため、当社株式は、株式会社東京証券取引所より、平成 30 年8月2日付をもって整理銘柄に指定され、1か月後の平成 30 年9月3日付で上場廃止となる。
>漢字間違えてますよ、ソルガムさん。
法廷期限でなく法定期限でしょ。
まさかこれから法廷闘争でもするつもりでしょうか。

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時間との戦い、省電舎ホールディングス

@省電舎ホールディングス(東2・1711)
平成 30 年3月期有価証券報告書の提出遅延及び当社株式の監理銘柄(確認中)への指定の見込み
東証上場廃止基準により、延長承認後の提出期限の経過後 8 営業日以内(8 月 14 日まで)に当該有価証券報告書の提出ができなかった場合、当社株式は整理銘柄に指定された後、上場廃止となる。
>一時監査人は、公認会計士 松澤博昭、公認会計士 向山光浩。思惑を呼ぶ8日間は誰のため。

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新日鐵から山陽特殊製鋼へ高騰なパスワーク

8月2日
@山陽特殊製鋼(東1・5481)
Ovako AB 社の買収(子会社化)に関するお知らせ
・第三者割当の引き受けにより親会社となる新日鐵住金から、譲り受ける。取得額は672億円。
>このOvako AB 社、新日鐵住金が2018年6月1日に Ovako を完全子会社とした際の取得価額 517 億円とあります。517億円が672億円ですから、ずいぶんと値段差が生じていますね。

監査報告日後に生じた重要な後発事象より
http://www2.tse.or.jp/disc/54010/140120180619466958.pdf


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投資家との対話促進に逆行するキーエンス

8月1日
@キーエンス(東1・6861)
平成31年3月期第1四半期決算短信
・前年同期比、売上高19.7%増、営業利益21.2%増
>当四半期決算に対する定性的情報も中身すっかすかで、当社の売上増、増益理由の説明は乏しく。
さらに業績予想も出さずの姿勢は、投資家や株主にブラックな対応ですね 
まさに我が道を行くです。


www.mynewsjapan.com

IRの塩対応は、2015年にも批判されています。
www.google.co.jp


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昭和HDとウェッジHD、荒波を乗り越え第三者割当増資へ

7月31日
@昭和ホールディングス(東2・5103)
ウェッジホールディングス(JQ・2388)
三者割当による第新株予約権及び無担保転換社債型新株予約権付社債の発行
・共に割当先は、BENEFIT POWER INC.(ベネフィットパワーインク)
当社は割当予定先のファイナンシャルアドバイザーである株式会社NGU(代表取締役の小杉洋介氏)はピクセルカンパニーズ株式会社のファイナンシャルアドバイザーの実績、割当予定先はこれまで株式会社カイカの関連会社であった中訊軟件集団股份有限公司ピクセルカンパニーズ株式会社への投資実績。
>かなり素敵な投資実績ですね。

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